- 2015/09/01
- お知らせ
お客様のトリートメントをしていてよく思うのが、呼吸が浅い方が多い!ということ。
なんとなく大事なんだろうとは思っていても呼吸が浅くても生きていけるし、ただ深呼吸するだけじゃつまらないからなかなか毎日意識できないですよね。
吸って吐くの単純な繰り返しですが、体の中ではどんなことが起こっているのでしょうか。
まずは呼吸の仕組みから。
呼吸は肺で行われますが、肺自身が膨らんだりしぼんだりすることはできません。肺の下にある横隔膜の動きと肋骨の動きによって行われています。
横隔膜というのは膜となっていますが、膜ではなくドーム型の筋肉です。腹式呼吸の場合、息を吸うと横隔膜が下がってお腹が膨らみます。下の画像でなんとなくイメージしていただけると思います。
次に出てくるのは横隔膜。聞いたことあります?
スポーツをされている方は耳にしたことがあるのではないでしょうか。大腰筋は、股関節を屈曲する筋肉です。姿勢を正しく保つために大変重要な筋肉でダイエットや寝たきり防止にも重要といわれるインナーマッスルです。
横隔膜とこの大腰筋は骨とくっついている部分が重なります
実は横隔膜と大腰筋は連結しているんですね。
連結しているということは互いに影響しあうということ。
つまり肺から入った呼吸が横隔膜、大腰筋、股関節まで影響するということ。(もっと下、脚の筋肉も関係します)
普段意識しないで行っている呼吸ですが、身体のいろんなところに作用しているのが少しイメージできたでしょうか?