エイジングケアサロン revata

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腹式呼吸と胸式呼吸


ヨガなどで使われる腹式呼吸、よくリラックスするために使われます。


胸式呼吸はよくないの?だったらピラティスはなんで胸式呼吸なの?という疑問を感じる方もいらっしゃるかと思いますが、胸式がよくないわけではなく目的が違うんです。


呼吸というのは肺に空気を取り込んで排出すること。これは腹式、胸式も同じですが、呼吸は肺単独でできる運動ではありません。そこで胸周辺の筋肉や器官を使用して行う胸式呼吸と、横隔膜を使用して行う腹式呼吸とに分けることができます。


それぞれの特徴は、


腹式呼吸***リラックス状態になるための呼吸法。ゆっくり息を吸いながらお腹を膨らませる腹式呼吸を行なうと、副交感神経の働きが活発になり身体の各部位の緊張が解けて血行が良くなります。ホルモンの分泌や免疫機能が正常化します。


横隔膜が上下に動くので腹圧が上がって胃腸の働きが活発になり、内臓の血行もよくなり代謝もあがります。
適度なリラックス状態になると関節が柔らかくなるため、腹式呼吸は難しいポーズを取るヨガに向いている呼吸法といえます。


胸式呼吸***交感神経の働きを活発にさせるため筋肉が緊張した状態になります。全身の筋肉を活性化し、やる気と活力を生み出します。


ピラティスの場合は、この筋肉の緊張を負荷として利用しています。




腹式呼吸ばかり注目されていますが、昼間の仕事中に腹式呼吸をずっとしているとリラックスモードになって眠くなっちゃいます^^;イライラは減るかもしれませんが…


胸式呼吸は闘う呼吸でもあるんです。集中力が必要な時は、全身の血行を良くしている場合じゃなくて脳に酸素を送り込むんですね。


なんで腹式呼吸ばかりが注目されるの?


それが浅い呼吸に繋がるんですね~それはまた次回


<セラピストプロフィール>
松本 佳子(まつもと けいこ)

1972年生。広島出身。美容師として人と関わるキャリアを重ねる中、自身の体外受精による負担から体調を崩し、アロマやマッサージ等、代替医療に出会い救われる。

この経験から、自律神経やホルモンバランスの崩れなどによる不調に悩んでいる女性の力になりたいとセラピストに転身。

心と筋肉のつながり、エネルギー(気)の流れを整え、心と体を元の気に戻す(元気)ということに重きを置き、心・体・魂のバランスを整える独自のリラクゼーショントリートメントを日々追求している。

また、長年のヘッドに関する仕事の経験から、ヘッドセラピストの養成にも力をいれており、初心者からプロに向けた講座、ワークショップ、スクールを開講している。

= 習得資格 =
米国エサレン®マッサージ&ボディーワーク
NARD JAPANアロマアドバイザー
英国ITHMAアロマティックメリディアンマッサージ
キネシオロジータッチフォーヘルス
布ナプキンアドバイザー