- 2017/09/01
- 美容・健康
最近というか今年の夏はお天気が安定しませんね。
今日はこれからプール(屋外)なんですが(^^;
気圧が安定しないと自律神経が乱れ、免疫力も低下します。
私はカンジタになりましたが、主人はアレルギーが酷く、皮膚科にお世話になっています。
天気がどんよりしてると気分もどんよりするのは想像できますが、ちゃんと理由があるんです。
お天気の良い高気圧の時は、地上付近に空気が下りてくるため、酸素が地表付近に多く有る状態になります。
そうすると体内に取り込まれる酸素の量も増えます。
酸素濃度が高いと交感神経が刺激され、活動的になります。
この時、体内では細菌に強い顆粒球という白血球が増えます。
主な働きは、大型の細菌や真菌類を食べて除去する働きを持ちます。
低気圧の時は酸素濃度が薄いため副交感神経が優位になります。
副交感神経が優位になるというのはリラックスした状態ではあるのですが、だるくやる気が起きません。
体の中ではリンパ球という白血球が増えます。
リンパ球はウイルスなどのサイズの小さい異物やガン細胞などが体内に入ってきたときに排除してくれる細胞です。
顆粒球とリンパ球はどちらも白血球が防御率を上げるために進化したものです。
防御率は高ければいいというものではなく、高過ぎるとデメリットもあります。
交感神経が過剰に優位になると(顆粒球が増え過ぎると)、組織障害を起こしたり、がんになるリスクが高まります。
副交感神経が過剰に優位になると(リンパ球が増え過ぎると)、アレルギー疾患などを起こします。
いつも言うようにバランスなんです。
この顆粒球やリンパ球の様に、人の免疫力は気圧に左右されます。
天気による体調の変化は気のせいではないのです。
気圧の変化は私達にはどうにもできないものですが、今の不調がなぜ起きてるかを知るのはとても大切な事です。
知ることで対処の仕方、意識が変わります。
このブログを書いているうちに太陽が出てきました(^^♪