- 2015/04/14
- お知らせ
便秘に悩まされる女性は多いですよね。そのせいか女性の癌の死亡率は大腸がんがトップです
便秘と自律神経は深い関係があります。
自律神経とは、心臓を動かしたり汗をかいたり、自分ではコントロールできない自動的に働く神経のことです。腸の蠕動運動も自律神経によっておこっています。
自律神経は循環器、消化器、呼吸器などの活動を調整するために24時間働き続け、体の活動時や昼間に活発になる交感神経と、安静時や夜に活発になる副交感神経があります。不規則な生活やストレスによってこの2つの自律神経のバランスが乱れると、体の器官にさまざまな不調が現われます
副交感神経は、消化運動を促進し、消化された内容物を次の消化器に送りこむ働きがあります(消化のステップを進めます)
女性の場合、40歳を過ぎると副交感神経の活動が急激に低下してくるため、腸の蠕動運動が鈍くなり便秘になりやすくなります。便秘が慢性化してしまうと、便が長く腸内に滞留し、腐敗が進み、悪玉菌が急増するため腸内環境が悪化します。そうすると免疫力が低下するだけでなく、腸内で発生した毒素が血液に乗って前進をめぐり、体調不良が起きやすくなります。40歳を過ぎた女性にめまいや頭痛、イライラが多く見られるのは、副交感神経が弱くなり交感神経のほうが過剰に働き、バランスが崩れていることが原因なんです